日記
器の下地作り。
今日は漆を塗る前の下地作りを見ていただきたい。
今回加工するのはくすのきの瘤(近くにある大木を見ると所々瘤状になっているでっぱりが見れるかと思う。)
をまだ乾燥しきる前に加工して、割れがでないように乾燥させて漆を塗るというもの。
こんな感じに木工旋盤という機械に装着。
刃物を使って丸く加工していく。
まだ生木なのでシュルシュル削れていく
外側終わり。
なぜ瘤材を使うのかというと木に見られる瘤というのは木が病気したり枝が折れたり虫に食べられてしまったため
木自身がそれを治癒しようとがんばって動いたもの。
なので普通の材に見られないきれいな模様が生まれる。
その分乾燥するまでかなり動くので割れないように注意してあげないと台無しになる事が多々・・
【木工房 木蓮】
ADD :〒196-0013 東京都昭島市大神町2-4-3
TEL :042-519-2984
MAIL:info@mokumokuren.com
総欅ダイニングセット。
店舗の飲食スペースへテーブルセット搬入させていただきました。
今回テーブル天板はお客さんの持ち込み。
薄さ3mmから20mmの不安要素たっぷりの天板でしたが、なんとか持ちこたえれるようにがっつり組みました。
それと定番粘菌スツール。
今回は便利な持ち手付にした。
全部とはいかないが色味をきれいに合わせて一本の木から一つの椅子が出来上がると
やっぱり雰囲気がいいね。
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原木の仕入れ。
久々にちょいと原木の仕入れに。
お目当ての水目桜とカシノキを探してうろうろ・・・
今日はケヤキだけにしようかな。
これだけ訳あって切られた木たちをなんとか生かして長く長く使えるようにしてあげたいものだ。
ここにある木のほとんどは小さな種から長い時間をかけて育ったものがほとんど。
植林されたのではなく自然に自然に育った木はみればなんとなくわかる。
木をいじくる人間としてこういう場所に立っているといろいろと考えながら時間がたってしまうね。
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試作テーブル完成。
先日から少しずつ進めていたテーブル完成!
構造上不安要素もあったがブレもなく無事にできました。
構造は「通しホゾクサビ締め」で天板とはガッチリ。
こちらが反り止めの役目。
反対側はホゾ組みでしっかり。
手間はかかりますがこういった素材をしっかりと生かせる作家として成長したいなと思う。
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テーブル試作。
今日はちょいとした木工の話。
厚み20mmから30mmの欅材でテーブルが欲しいとの依頼があり(実はずっとやってみたくて構想は練っていた)
早速自分用デスクで試作を開始。反りにそって薄~い材料なので家具ではあまり使えない材料で作ってます。
反った材料同士を「通しホゾクサビ締め」で接合。これが結構な集中力を要する‥
小さい材料は端材のため大きさがまちまち、統一すれば制作は楽なのだがそこはデザインとしてとりいれて作る。
また追ってご報告させていただきます。
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